犬山市教育委員に大島氏を選任【愛知】
~全国学力テスト「中立」を明言~
犬山市の田中市長は今月19日、9月末で任期切れとなる教育委員の後任について、教員経験をもつ大島克己氏を充てることを決め、市議会側に説明した。
犬山市では2年続けて全国で唯一、全国学力テスト(全国学力・学習状況調査)に不参加だった。
テスト反対派の急先鋒であった委員と交代することになる大島氏は「中立」を明言しており、学力テスト参加をめぐる論議は今後も続きそう。
犬山市の教育委員は、4月にテスト賛成派とみられる1人が増員されて、現在は6人となった。
テスト反対派と賛成派が3人ずつ同数とみられています。今回任期が切れるのは学識経験者の中嶋哲彦氏で、終始テストに反対の立場だった。
後任については、田中市長がテスト賛成の立場の人を選び賛成派が多数を占め、来春のテストには一転して参加することが濃厚とみられている。
だが大島氏は取材に対し「学力テスト問題は全く白紙」と明言。
また、田中市長は大島氏を選んだ理由について、「人物重視でお願いした。テスト問題も教育現場や市
民の意見を聞いて適正に判断していただけると信じている」と語った。
大島氏の選任同意案は9月2日に開会する市議会に提出される。



