やっていはいけない親の行動、接し方

  • カッとならずに心穏やかに接していますか?

子どもの話や意見を聞かず、あれこれ口を出す

子どもが何を思っているのか?どんな事に興味を持っているのか?意見を聞いて、一番身近なお母さんが気持ちを分かってあげましょう。

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良くない例1
母:「勉強もしないでゲームばっかりして!!」
子:「お母さん帰ってくるまではやってたよ!!
ちょっと休憩してただけじゃん!」
母:「はいはい。とにかく勉強しなさい!」
子:「…。」

もし「やっていた」とお子さんが言うなら「あら、えらいじゃない!さすが受験生ね^^」と喜んであげて下さい。「やった」と言う子どもの言葉を「本当にやったの?」と疑う事で得られるメリットはありません。

良くない例2
母:「●●高校は、良くない噂を聞いたから△△高校になさいね。」
子:「…。」

お子さんはもしかしたらお母さんが思っている事とは全く違う考えをもっていたかもしれません。しかし、子どもから親にそういった考えを積極的に伝える事はなかなかできません。ですから、お母さんが「こうしなさい!」と決めてしまうと、本音を出すチャンスはなくなってしまいます

例えまだ考えがまとまっていない子でも、少しずつ意見を言うだけでも、自分の考えがまとまって来る事もあります。また、不安に思っている気持ちを話す機会があると気持ちが楽になります。

「まだまだ子ども」と思わずにお子さんの意見や考えにきちんと耳を傾け、よき理解者になってあげて下さい。


「何で出来ないの!?」「頭が悪い」「馬鹿」と子どもに言う

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親の言葉は子どもに思った以上に強い影響力を与えます。
こういった親の言葉も原因の一つとなり「自分はどうせ馬鹿だから」「何をやってもムダ」という意識をもってしまっている子が意外と多いのです。

しかし、実際に頭が悪いかというととそんな事は全くなく、教えたら良く理解してくれるし、上位の成績を取る子と同じ様に、解けるようになります。

子どもの能力や行動の良い点に注目して
「あの時はすごく頑張っていたね」
「これが出来るなんてすごいじゃない!」
「やれば出来る」

など親が子供を信じている事を伝えてあげる事が大切です。


「何が何でも●●高校に合格」という親の過剰な期待を押しつける

受験は親がするものではありません。
親が燃えすぎていると、思春期の子どもの中には「うざい」と嫌悪感を持ったり、反発しようとしてしまう子もいます。

受験生は基本的にはいつでもどこかに不安を抱えていたり、気が張り詰めていたりするものです。受験に合格する事だけがすべてではありません。親も肩の力をぬいて、普段からニコニコと過ごし、家庭こそが子どもにとっての息抜きの場になるように努めてあげて下さい。


イライラして、出来ていない所に目がいく

親が子供に勉強を教えるご家庭に良くある事です。
「親だとムキになっちゃってダメね(笑)」と簡単に考えている人もいますが、親のイライラは子どもには大きなプレッシャー、ストレスになります。

教える時は、「全部分かっていないもの」「繰り返しやるのが当たり前」という広い気持ちをもつこと。
また、教える時に限らず言えるのは、広い心を持ったうえで、いいところを見つけて褒めてあげて欲しいという事です。そして出来た時には一緒に喜んで上げる事が大切です。


  • 「勉強しなさい!」と言う前に、まず親自身の行動を見直しましょう

親が夜遅くまで起きていて、朝だらだらする

規則正しい生活を送り見本となりましょう。


子どもが勉強している時に親が騒いでいる。一緒になってTVや漫画を見続ける。

受験の時くらいは家族で協力して勉強の雰囲気を作ってあげましょう(積極的にニュースを見て時事問題に慣れさせておくのも良いでしょう)


夫婦での意見の食い違い、口げんか

親の不仲は子どもは本当に見たくないものです。
もし意見の食い違いがあったら、子どものいないところで落ち着いて話し合い、普段から両親の意見や方針を一致させておきましょう。


夕食の時間が家族バラバラ、栄養が偏っている、外食が多い

毎日の食事では栄養のバランスに気をつけましょう。また、夕食では家族の会話を心掛け、普段からコミュニケーションをとる。

以前朝食を食べる子の方が食べていない子に比べて成績が良かったという調査結果が話題になりました。これは、朝食を食べる事で胃袋が動き、血流が良くなる事によって頭が活発に働くようになるといったメリットも指摘されていましたが、それよりも重要なのが、家庭での生活リズムです。というのも、家庭で朝食を食べさせない家というのは生活のリズム自体がずれてしまっている事が多いのです。



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以上、保護者の方に知ってほしい親の行動注意ポイントでした。
これらのうち一つでも身に覚えがあると言う方は、今日から気をつけてあげて下さい。受験はお母さんお父さんにも大切なことですが、お子さんにとってはその後の進路や友達関係も決まる人生の分かれ道です。

みんなが頑張っている空気や環境を作り、家族も一緒に志望校合格に向けて協力してあげてください!