教育センター計画

~検討委が初会合 三重・名張~

子供の健全育成のため学校や家庭などでの教育に関する支援を包括的に行う、名張市の「市総合教育センター(仮称)」設置計画で、整備プラン作りを行う構想策定検討委員会の初会合が同市役所で開かれました。学校関係者のほか保護者や地域づくり組織の代表者ら委員13人を委嘱・任命後、意見交換をしました。

初会合には事務方の市教委関係者を含む約20人が出席。委員長には前県立名張高校長の梶原久代氏を選出しました。梶原氏は子供の教育について「学校だけでは限界がある。各所でのさまざまな取り組みを連携させる必要がある」と、あいさつで強調しました。

意見交換ではセンター設置に向け「地域の文化や伝統を育む機能も持たせてほしい」「現状を精査し、改善できる点は今からしておくことも必要」などと指摘する声があがりました。

今回を含めて会合は計8回程度を予定しています。次回(8月初旬)以降から具体的な運営形態や必要な諸施設などを煮詰める作業に入り、今年度中の市側への答申を目指します。市は答申を尊重しながら予算措置などを行い、平成27年度をメドにセンターを設けるとしています。

センター設置は、27年度まで6年間を見通した市の教育振興基本計画に実現への取り組みを明記しています。教職員の研修、教育に関する各種相談や保護者向けの講座開催などを行っている市教育研究所(同市すずらん台東3番町)の機能拡充を基本方針に据えています。心身の発達障害がある子供の療育を目的に今年度中の開設を目指す「市子ども発達支援センター(仮称)」との連携も視野に置いているとのことです。

地域密着型の教育動向が各地で見られます。自分が育っている土地の文化や伝統が密に学べる場所ができることは、素晴らしいことではないでしょうか。