県内49大学と連携会議

~愛知県教委 25日に初会合~

大学と小中学校、高校の交流を深めて教育の質向上につなげようと、県教育委員会は18日、県内の全49大学とともに「連携推進会議」を発足させることを発表しました。「高大連携」をテーマとする第1回会合を25日に開催し、今夏からの交流開始を目指すということです。


県教委総務課によると、昨年度、県内の高校から4年制大学に進学したのは、卒業生の約半数を占める3万1824人。このうち県内の大学への進学者は7割程度でした。同課は「高校時代から専門的な大学教育に触れ、将来の目標を見つけるきっかけにしてほしい。大学にとっても学生を呼び込むためのPRになる」としています。


同会議では、高校生が大学に通って講義を受けたり、大学教授が高校で出前授業を行ったりする事業などの実現性を検討しています。どこの大学でどのような講義を受けられるかが瞬時に分かるウェブサイトの立ち上げも目指すとのことです。将来的には、大学で講義を受けた高校生に単位認定を認めるなど、高大連携を超えた「高大接続」を目指しています。


また、大学と小中学校の連携では、教員を志す学生に、教育実習より早い段階で、小中学校の授業を手伝ってもらう事業などを検討します。大学の研究者が、小中学校の教材開発に携わったり、外国人の児童生徒向けの教育プログラムを考案したりして小中学校の教諭を支援するやり方も考えられるとのことです。


大学と高校の人材交流は以前から単発的に行われていたが、大学や高校から「教員が替わると交流が続かない」「特定の組織が取りまとめて実施してほしい」などの意見が県教委に寄せられていたといいます。このため、県教委は昨年以降、県内49大学の学長などでつくる愛知学長懇話会に会議の設立を提案していました。


子どもたちにとって、将来の目標を見つけられるきっかけがあることは、とても良いことだと思います。興味が生まれたり、希望が見えたり、明るい将来が見えていくることは子どもたちにとって大きなことではないでしょうか。