「平和を考える日」生徒が平和を考え新聞づくり

~金城学院中3年生が修学旅行の体験を元に「平和新聞」作成~

名古屋市東区にある金城学院中学校は、1994年に8月20日を「平和を考える日」と定め、平和教育に力を入れています。

3年生は5月に修学旅行で広島に行き、被爆したピアノを使った演奏のコンサートを開きました。 生徒はそこで学んだことや、祖父母らから聞いた戦争体験を元に「平和新聞」の作成をしています。

同校は2004年からは、3年生の修学旅行の行き先を広島市にして、平和新聞作りは05年から始めました。
生徒たちは「平和新聞」を20日の「平和を考える日」に学校に提出することになっています。

被爆したピアノを演奏した生徒は「ガラスが突き刺さった跡があるピアノを見て、実際には人間にもガラスが突き刺さっただろうと思い胸が痛みました」と話しました。
生徒から提出された平和新聞は、冊子にまとめて後日、生徒たちに配布される予定です。

社会の教科書の中にも戦争に着いてのエピソードは出てきますが、実際に戦争を経験していない中学生たちにとって平和を理解するためにはそれだけではあまりに不十分です。

平和が当たり前になっているこの時代に、修学旅行で戦争の爪痕を目の当たりにしたり、祖父母など近い人の戦争体験談を聞くと、戦争のない平和のありがたみが分かると思います。

授業の一部を超えて、学校全体で「平和を考える日」を設けることで戦争について深く理解できるようになりますね。
こうして戦争について学んだ中学生たちから家族や友達に広がって、みんなで平和の大切さを考えられるとさらにいいと思います。