犬山市の教育委員会が全国学力テストは“抽出調査で”と文科省に具申へ

~犬山市教育委員会は来年度の全国学力テストを現行の全員調査から抽出調査に切り替えるよう文部科学省に具申することを決定した~

犬山市教育委員会は9月28日、来年度行われる全国学力テストについて、現行の全員調査を抽出調査に切り替えるよう文部科学省に具申することに決めた。
11月にも示される来年の実施要領に、市教育委員会の意見を反映してもらう。
10月上旬にも瀬見井久教育長らが鈴木寛副文科相に会って申し入れる。

 具申書によると、これまでのテストは、施策の参考にする『行政調査』に加え、“授業改善に生かす”ということを目的にしていたが、“授業改善”は本来地方が考えるべきものなので、これからは目的を『行政調査』のみに絞り、そのうえで全員調査ではなく抽出調査に切り替えてほしいとの内容だ。
さらに、義務教育について国と地方の責任分担を明確にして、国はテストの結果をふまえ財政処置を講じるなど、国の責任を果たしてもらいたいと具申する。

 瀬見井教育長は『犬山市が進めてきた教育改革の集大成として地方から具申する』と話した。また、犬山市教育委員が関係した出版物に関する監査結果で帳簿類の不備が指摘された問題で、事務局は『不慣れな面があり、申し訳ない。改善すべきだと指摘された点は改善します』と陳謝した。