市岐阜商移管問題:市長が市岐阜商の生徒保護者に立命館の提案説明【岐阜】

~説明会に参加の保護者ら市長に疑問や不満をぶつける~

 

 岐阜市立岐阜商業高校(市岐阜商)の学校法人「立命館」への移管問題で、細江市長が今月の15日、同高に通う生徒の保護者に対し、立命館からの提案についての説明会を開催。参加者は約20人しかおらず、空席が目立った。
 保護者らは市長に対し、「この不況で公教育の重要性が重視されている中、なぜ私立に移管しなければならないのか?」「中学、高校が来ても大学が来なければ経済効果は期待できないのではないか?」といった疑問を投げかけたり、「昨年12月に市岐阜商の存続請願が採択されたのに、なぜ今更、説明会を開くのか」と批判した。
 細江市長は「在校生については現在の学費やカリキュラムを保障する」など、立命館側の在校生に対する配慮についてを説明。また、市岐阜商がなくなることで商業科に進みたい子どもの進路先が減ることを杞憂する声に対しては、「県が出願状況を斟酌(しんしゃく)して、公立の商業、工業科の定員や学校数を決めるので、行き場がなくなることはない。立命館も商業コースを作ってくれる」と話した。
 2年生男子生徒の父親は「立命館への移管を市議会が反対しているのは事実。市長や教育長には真摯(しんし)に受け止めてほしい。」と市長に対し要望を出した。