犬山市教育委員会が教育委員長を解任【愛知】

~教育委員長を解任で来年度の学力テスト参加強まる~

全国学力テストに公立学校で唯一不参加の犬山市教育委員会で今月22日、テスト参加に反対してきた丹羽教育委員長の解任動議が提出され、賛成多数で可決され、丹羽氏は委員長職を解任された。

委員長は今後、参加派の教育委員が務めることとなり、同市が来年度からテスト参加に転ずる可能性が強まった。

 

委員会冒頭で丹羽氏は「学力テストは抽出調査にすべきだ」との意見書を市教委の名前で文部科学省に送ったことを報告。対立する参加派の委員が「委員会の議決を経ない越権行為だ」と指摘し、解任動議を提出した。丹羽氏は委員として留任となった。

 

市教委の委員は10月の交代などで、参加に反対するのは瀬見井教育長(教育委員も兼務)と丹羽氏の2人に減り、参加を主張する田中志典市長寄りの委員が4人になり過半数を占めていた。委員会を傍聴した田中市長は閉会後、「今までが(反対派の)独裁だった。今後は開かれた委員会と自由闊達(かつたつ)な議論を望む」と述べた。