保護者の要求に助言の専門チーム発足【三重】

~鈴鹿市教育委員会が「学校問題解決支援チーム」発足~

 鈴鹿市教育委員会は今月1日、保護者などから学校や幼稚園に出される要求や抗議を専門的な見地から指導、助言する『学校問題解決支援チーム』を発足させたと発表した。
警察官OBや精神科医師などをメンバーにして組織化するのは珍しいという。

 市教育委員会によると、06年度に保護者などから市内の40小中学校に出された要求や抗議は、担任の指導方法や給食費の滞納、友人関係などついての計98件。
学校や市教育委員会だけの対応では対応が難しく、未解決の問題もあるという。
このため専門家による支援チームを発足させることにした。

 支援チームは、支援委員会とプロジェクト会議で構成され、委員会は警察官OBをチームディレクターに、医師や大学准教授、会社役員、保護司の委員4人、プロジェクト会議は市教育委員会の補佐級5人で組織する。チームディレクターは学校や幼稚園、保護者から出された要求などについて当事者から聞き取りを行い、指導、助言を行う。

 チームディレクターだけで解決できない場合はプロジェクト会議のメンバーと協議したり、支援委員会の会議を開く。また必要に応じて児童相談所や警察、弁護士とも連携して対応する。
水井健次教育長は「専門的立場から保護者などに適切な指導、助言してもらいたい」としている。