刈谷市の小学生「こどもホタレンジャー優秀賞」に輝く【愛知】

~刈谷市小垣江東小4年生、環境省から優秀賞表彰~

 昨年の4月から1年間ホタルを飼育してきた刈谷市立小垣江東小学校の4年生が、環境省の「こどもホタレンジャー」優秀賞に輝いた。これは水環境の保全活動に取り組む小中学校などを04年度から毎年表彰しているもので、3年生当時の活動が評価された。県内では初の受賞となった。
 ホタル飼育のきっかけは、昨年4月の総合的な学習の時間に聞いた地元住民の話で「30年ほど前までは地元にホタルが飛んでいた」や「ホタルがすめるような地域にしたい」。
話の直後から「ホタルを飼ってみたい」という子供たちの声が強まり、同月から取り組み出した。
 校庭の古い池を清掃し、ホタルの幼虫が地中に入りやすいよう、池の周囲のコンクリートブロックを外した。市内の建設会社からヘイケボタルの幼虫約300匹を譲り受け、5月2日に放流した。カワニナなどを与え、6月初旬から光を放って舞い始めた。
 1カ月にわたって毎晩十数匹ずつが飛び交い、30人前後の地元住民が見物に集まった。
その間に70匹ほどの雌雄を箱に入れ、産卵から08年用の幼虫が誕生。
幼虫約300匹を職員室の水槽に移し、今月まで育てて28日に池へ放す。
 この間、44人の児童全員が毎日4人ずつの当番制で飼育を担当し、えさを与えたり、水をきれいにし、飼育日誌を書き続けた。こうした活動が認められ、全国の被表彰7団体の一つに選ばれた。