可児市のPTAが小中学生の携帯電話保有率を調査【岐阜】

~可児市の小学生10%、中学生で43%が携帯電話保有~

 可児市内の公立小中学校で、小学生の10.4%、中学生の43.7%が携帯電話を持っていることが、同市PTA連合会が保護者を対象にした調査の結果分かった。
市教育委員会によると、PTAによる同種の調査は県内初で、連合会は結果をもとに携帯電話使用の指針を作りたいとしている。
 連合会は昨年12月から今年1月、16の市立小中学校に通う児童生徒の保護者8641人を対象に調査。関心は高く、8割以上の回答を得た。
 自由記述欄には「GPS機能があり、安心できる」「安全より危険の方が多い」など賛否両論の立場から、さまざまな意見が寄せられた。
 携帯保有率は高学年ほど上がり、進学時に上昇幅が大きい。中学1年生の33.4%に対し、3年生は55.8%だった。
 子どもが携帯を通じて巻き込まれたトラブルには「有料サイトから数万円の請求をされた」「実名でいたずらメールを回された」「他人のHPに顔写真が掲載された」などの例があった。
 有害サイトへのアクセスを制限するフィルタリング機能を知っている親は半数以上いたが、中学生の親で実際に活用しているのは27.5%だった。
 ネット上で気軽に自己紹介ができる半面、犯罪に巻き込まれる可能性も指摘される「プロフ」を知っている保護者は小学生で19.4%、中学生で25.7%と低かった。
 「ネット接続はしない」「使用しない時間を設ける」「メル友は親に報告させる」など、家庭で携帯利用のルールを決めているのは、小学生で62.1%、中学生で59.7%だった。