犬山市教育委員会、今年も不参加決定【愛知】

~全国学力テスト、投票により不参加決定~

昨年の全国学力テスト(全国学力・学習状況調査)に自治体で唯一参加しなかった愛知県犬山市の教育委員会は今月19日、今年の同テスト(4月22日実施予定)への参加問題を協議し、投票の結果、不参加を決定した。しかし、参加に意欲を示す田中市長は参加派の教育委員の増員も検討中と言い、なお曲折が予想される。

 この日の議論では「問題点が改善されていない」、「社会の99%が認めている」など、テストに対する賛否の意見が出ました。その後の委員5人による記名投票の結果、不参加3、参加2で不参加が決定。

 昨年は全会一致で不参加を決めたが、去年11月に同市監査委員から「不参加決定は事務局主導で、審議が不十分」との監査結果が出され、問題が再燃、田中市長は12月、委員2人の後任に参加派を選任したほか、今年1月には瀬見井教育長と丹羽委員長に辞職を迫るなど対立が深まっていた。

 地方教育行政法改正で4月から教育委員の増員が可能になったのを受け、田中市長は議会に増員を打診中と言い、実際には学力テスト実施直前まで混沌とした状況が続きそうである。