犬山市長が教育長に辞職要求【愛知】

~参加派の田中市長、不参加派の教育長に辞職要求~

昨年の全国学力テスト(全国学力・学習状況調査)に自治体で唯一参加しなかった愛知県犬山市は今月25日、教育委員会を開き、参加派の田中市長が、不参加派の丹羽委員長、瀬見井教育長の辞職を求めた。市長が公の場で辞職要求するのは異例。
今年のテストに参加するかを決める来月の19日の教育委員会を前に議論が激しさを増しそうだ。
 委員会にオブザーバーとして出席した田中市長は「市教委の運営に不備があったとする市監査委員の監査結果が出たのだから、責任者は責任をとるべき。」と委員長、教育長を批判した。また、委員から「国は学力低下を止めるための参考にしたいのだから、市も協力したらどうか。」などの意見も出された。委員会でテスト参加への賛成意見が出たの初めて。
 田中市長は終了後の会見で「教育委員会の独自性を逆手にとった独裁的な運営を続けるのは看過できない。」と話した。一方、委員長、教育長はいずれも「コメントはない。」としている。