美濃加茂市の小学生が伝統文化学ぶ【岐阜】

~美濃加茂市で地域の講師招き、水墨画教室開催~

美濃加茂市立山手小学校で今月4日、地域で活動する講師を招いて「水墨画教室」が開催された。
この教室は総合学習の一環として開かれ、6年生66人が平安初期から続く伝統文化を学んだ。
 講師を務めたのは同市太田町の田中治さん。田中さんは市内の中学校で音楽教諭を務め、退職後に水墨画を学んで魅力の虜になった。
現在は6カ所の公民館などで水墨画を教えている。
 田中さんはこの日、「平安、室町時代の歴史」や「水墨画の成り立ち」について講義し、その後、2教室を掛け持ちして回り、水墨画の描き方を丁寧に教えた。
子どもたちは見本の絵とにらめっこしながら鉛筆で下書きし、筆に墨を付けて「薄く淡く雰囲気のある」水墨画にチャレンジした。
一生懸命に筆を運ぶものの思うように描けず、四苦八苦。手を真っ黒にして“わび、さび”に没頭した。
 田中さんは「水墨画はすべての絵の原点。最近は顔彩で花の部分に色をつけたりして、誰でも楽しく描けるようになった。子どもたちにも楽しく描いてもらいたい」と話していた。