鈴鹿市の10中学が県立高校入試後に卒業式【三重】

~入試後卒業式、指導充実狙う目的~

市教育委員会は今月8日、市立中学校10校の卒業式を今春から、県立高校の入試の後に実施すると発表した。生徒たちが長く学校に在籍することで、入試の指導の充実や授業時間を増やすことができるということで、教育委員会によると、公立の中学校単独校では県内初めての措置という。
 今年の高校入試は13日で、市教委は卒業式を15日に実施する。これまでは、他の県内の公立中学校と同じように、入試の前に卒業式をしていた。
 教育委員会は、①入試の事前準備や当日の指導を充実し、生徒を心理的に安定させることができる②教師や友人と過ごす時間が増え、生徒指導の充実につながる③今年度の授業時間数は28時間前後増加するなどを理由に挙げた。
来年以降も入試後の3月中旬に卒業式を行う。
 昨年11月の校長会で決めた。保護者に今年1月初めに連絡し、苦情などはないという。
 市教育委員会によると、県内の大半の中学校の卒業式は9日で、小学校と併設の熊野市立神上中の卒業式は19日に行われる。