四日市市の小中学校2期制導入せず【三重】

~保護者の反対考慮し、2期制導入見送り~

四日市市は今月22日、小中学校の2学期制を導入しない方針を明らかにした。過去に市内の2中学校で、2学期制に準ずる「2期制」を導入したが、思うような効果が上がらず、保護者から反対意見が出たことなどを考慮した結果。市議会一般質問で川北教育長が答弁した。
 市立富田中で02~03年度、橋北中で03~05年度に、2期制を実施していた。
10月上旬などを境に前期と後期に分けて、定期試験や終業式などの式典の回数を減らし、授業時間数を増やす目的だった。しかし、授業時間は10時間程度しか増えず、受験を控えた生徒の保護者から「夏休み前に成績を知りたい」などの意見が寄せられたため、両校は2期制を取りやめにした。
 市教育委員会は「現段階でも、文部科学省が定めた学習指導要領にある授業時間の目安の標準時数を確保しており、無理に導入する必要はないと判断した。」と説明している。