知多市でいじめ教育委員会設置【愛知】

~いじめ問題を教育委員会で共有~

愛知県知多市は10日、市教育委員会に「いじめ問題対策会議」を4月中に設置すると発表した。
現在は各学校ごとに対応しているいじめの問題を市教委全体で共有し、解決に当たるのが狙い。
 現行は、いじめは各校で生活指導教諭を中心に設置した委員会で対応しているが最近は全国的にいじめが深刻化していることから、学校の枠を超えた態勢で取り組む必要があると判断した。
 対策会議のメンバーは教育長、全15小、中学校の校長、指導主事、臨床心理士の資格を持つスクールカウンセラーなどを予定。
教育長がトップを務め、年2回以上開く。
 対策会議の下部組織も設け、実際の活動は同組織が担う。
メンバーは指導主事を座長にスクールカウンセラー、全校の生活指導教諭を考えている。
月1回以上は開き、いじめの個別事案の対応方法を協議し、問題を抱える学校を支援する。いじめに対応するノウハウを蓄積する狙いもある。
 以前、各学校から市教委へのいじめの報告は年1回だったが、昨年の11月から月1回に増やした。
また、児童、生徒や保護者向けに市教委内に設置した相談電話「心のダイヤル」の開設時間を、新年度中に現行の平日昼間のみから365日、24時間態勢に拡大することを検討中だ。
 知多市の小・中学校で起きたいじめの件数は昨年10月が70件、11月が44件、12月が33件となっている。