全国学力テスト犬山市が参加保留【愛知】

~犬山市が県に回答「改善点が改善されていない」~

 犬山市教育委員会は今月21日、文部科学省が来春に実施を予定している全国学力テスト(全国学力・学習状況調査)について、全国自治体で唯一不参加だった同市が参加するかどうか回答を求めていた県に対し、「保留」と報告したことを明らかにした。

 理由について、瀬見井久教育長は「(今年度のテスト後)改善すべき点が改善されておらず、現状では参加する理由が見当たらない」と説明した。
当面、文部科学省の対応を見極めながら来年2、3月に結論を出すことになった。
 今年4月に実施されたテストについて、市教育委員会は「義務教育に競争原理を持ち込むべきではない」「児童の家庭環境などプライバシーに関する調査を国がすべきではない」などの理由で委員5人の全会一致で不参加を決定した。
この日開かれた教育委員会は、任期満了などで辞職した2委員の後任として、テスト賛成派とみられる 新委員2人が出席した初の委員会だったが、意見は出なかった。