犬山市教育委員2人を学力テスト賛成派に交代【愛知】

~来月4日の定例市議会に新任2人の同意案提出~

今年4月に実施された全国学力テストに自治体で唯一参加を拒否した愛知県犬山市で、教育委員5人のうち2人が来月までに辞任する。
田中志典市長は28日、来月4日開く定例市議会に新任2人の同意案を提出することを明らかにした。

 

市教育委員会は来年の学力テストへの不参加を全委員の総意で決議しているが、新任の2人は参加支持派とみられ、テストを巡る論議が再燃しそうだ。
委員5人のうち、名古屋鉄道相談役の谷口氏が高齢などを理由に10月末に辞任し、元小中学校長が12月に任期満了を迎える。
テスト参加を求めて市教委と対立する田中市長は、市体育協会会長と元教育委員の選任同意案を議会に提出する。

田中市長はこの2人について
「見識、経歴から見て選んだ。市民の意向を反映してくれる人だと信じている」
と話した。議会で同意されるのは確実とみられる。 数の上では学力テスト不参加派がまだ上回るが、これまでのように結束して田中市長と激しく対立した強硬姿勢は取りづらくなるとみられる