三重県名張市のいじめ問題事情

~名張市のいじめ問題事情~

名張市教育委員会の上島教育長は今月8日、今年度、市内の小中学校で3件のいじめがあったことを発表した。
12月定例市議会で福田博行議員の一般質問に答えた。
福田議員は
「私自身も市民から子どもがいじめに遭っているという相談を受けたが、それは件数に含まれていなかった。相談件数では数十件に上るのではないか。」
と質し、市教育委員会の調査結果が実態を反映していないとの見方を示した。
 同市教育委員会は毎月、各小中学校からいじめの報告を受けているが、報告によると今年度は10月末現在小学校で1件、中学校で2件あった様子で、全国でいじめが大きな問題になっていることを受け、市教委の職員が10~11月に全校の教員から聞き取り調査したが、新たな事例は発見されなかったという。
 議会後、毎日新聞の取材に対し、上島教育長は
「『身体的・心理的な攻撃を継続的に加える』などとしている文部科学省の定義に基づけばいじめは3件。だが担任と保護者との間に認識のずれがあったケースも聞いている。」と述べた。