考える事が出来ないタイプ
このタイプの子は、学校で習った内容は解けるが、ちょっと問題がひねってあったり文章を変えられたりすると、途端に出来なくなってしまい、点数に繋がらないということが起こります。
タイプの詳細と対策について・・・
“考える事を意識していますか?”
「学校で習った問題がそのまま出れば解ける」というのは当たり前の事ですが、ちょっとひねった問題になると途端に答えられない子は、考える事に慣れていないケースが多いです。
たとえば数学の文章題において・・・
【例1】
太郎君はA町からC町まで、時速2.5kmで歩き、2時間かかりました。A町からC町までの距離を求めなさい。
というような、単純に「速さ×時間=距離」で解ける問題なら出来るが、
これが・・・
【例2】
太郎君はA町からC町まで行くのに、最初の30分は時速4kmで歩き、途中のB町で30分休み、そこからC町まで時速3kmで歩いたところ、合計で2時間かかりました。A町からC町までの距離を求めなさい。
というように、途中にB町が出てきたりすると、途端にどうやって計算したらいいかがわからない子は、なかなか点数に繋がって来ないケースがあります。
こんな生徒は英語の和訳においても、
文法に合わせて訳すのではなく、学校で習った訳を覚えているにすぎないため、その英文は
「現在の事を言っているのか?」
「過去の事を言っているのか?」
「未来の事を言っているのか?」
という事が判断できずに訳せない。
という経験もしていると思います。
こういう子は当然初めて見る問題には極端に対応力が劣ってしまうので、
学校の定期テストのような1度習った経験のある問題に対してはある程度点数が取れますが、
入試のような出題形式のテストでは対応力不足で解けず、点数に繋がらない状況になってしまいます。
改善策は?
上記にあげたようなタイプの子は、いきなり難しいレベルの問題に取り組む事はせず、
まずは自分の段階に合ったレベルの問題から1つ1つこなしていき、少しずつ発展的な問題に取り組んでいく事が大切です。
その中で段階を追いながら対応力を養っていく必要があります。
また、何故考えられない子になってしまったかと言うと
「考えなくても済んでしまうような環境で育ってきた」という事が一番の理由だと思います。
なぜなら、ちょっとわからない問題にあたった時、周りがすぐに答えを教えてしまって自分で考えなくて良かった事や、勉強面だけに関わらず、普段の生活の中でも「あれをしなさい」「これをしなさい」と細かいところまで言われるため、自分で何をしたらいいか考えなくても、「言う事を聞いていればそれで済んでしまった」と言う子が多いからです。
今後も何か疑問点があっても、自分で調べようとせず、すぐに誰かに答えを求めてしまうようになってしまいがちなので、日頃からまずは「自分で調べる癖」をつけるようにしましょう。
またお母さん方も、なんでもかんでも教えてしまうのではなく、
「何故そう思うのか?」
「これからどうしたらいいと思うか?」
と、お子さん自身が自発的に考え、行動が出来るような声掛けを意識してほしいと思います。



