やる気の種類について
やる気には大きく分けて2種類のものがあります。
「外発的動機づけ」(周りから与えられるやる気)と、「内発的動機づけ」(自分から出て来るやる気)です。
外発的動機づけとは
外発的動機づけの例として一番分かりやすいものは「物質的」な報酬を受ける事です。
それ以外にも、褒められるなどの言葉の評価もあります。
勉強に対しての外部から与えられるやる気を具体例に挙げてみましょう。
外発的動機づけは、”20番以内に入ったらゲームのソフトを買ってもらえるから頑張る”とか、”親や先生から褒められたい”、”友達から一目おかれたい”、などといった人を外から駆り立てるという要素が強いものです。
”ライバルに負けたくない”といった競争心や、”いい成績を取って親を喜ばせたい”または”成績が下がると携帯を取り上げられる”等も外発的動機づけにあたります。
コレがきっかけとなり「やらなきゃ!」「頑張ろう!」と動き出す事に繋がります。
ただし、この外発的動機づの効果はその場限りのものです。子どもを人間的に成長させるためには次に示す内発的動機付けが必要です。
内発的動機づけとは
内部的動機づけがどんなものかというと、目標を達成した時の達成感や興味・関心を満足させた時の満足感など、子ども自身のです。
これは外発的動機づけと違い、他人に与えられるものではありません。
たとえば・・・
子どもが数学の問題を解いています。四苦八苦しながらもやっと答えを導き出しました。
子どもは「合ってるかな・・・?」とおそるおそる自分の出した答えと解答を照らし合わせます。
結果は・・・すばらしい。正解でした!!
頑張って出した答えが合っていたときの喜びや、達成感は、「よし!次の問題もやって見よう!」と子ども自身の内側から沸き立つやる気に変わります。
内側から沸き立つやる気は「この場合はどうなるんだろう?」と自分から”興味”をもち、もっと新しい知識を知りたいとか、”面白くて楽しい”からもっとやりたいといった自発的な行動に繋がっていきます。そのため、子供の持つやる気が周囲の人に伝わって行き、評価の面でもプラスになりますし、明らかにこの内発的動機づけのほうが今後成長していく人間になります。
外発的動機づけから内発的動機づけへ
最初のきっかけは、外発的な動機づけが有効的ですが、それを内発的な動機づけにしていく事がとても重要なのです。
例えば、子どものある行動に対して、最初は思いっきり喜んだり、褒めてあげます。それを何度か繰り返します。
繰り返し褒めていく中で、子どもが自発的にやるようになったら褒める事を徐々に減らしていき、最後はゼロにします。
注意点
・褒める事をずっと連続し続けてしまうと、逆効果です。
(褒められる事に慣れて、それが当たり前だと勘違いしてしまう)
・褒めるときは毎回同じ褒め方をするのではなく、「よく頑張ったね!」から「すごいじゃない、これ難しいわよ!」「また違う問題もとけたの?どんどん出来ると面白いね!」と褒め方を変えて周りの状況に変化を与えていくと、『わかると楽しい』という実感を持ちやすくなります。



