子どもの交友関係
親 < 友達
中学生になった子どもにとって、「友達」というものは何よりも優先すべき存在になります。
親からの自分に対する評価よりも、仲間の中での自分の評価が重要になります。
不安定なこの時期、心の中の不安や不満を解消するための同年代の仲間の存在は大きなものです。
今までは遊ぶという事を目的としていた友達関係は、中学生くらいになるとガラッと変わり、心の内を打ち明けられる「仲間」という意識を持つ深い団結力で結ばれた関係になります。
仲間の価値観がそのまま自分の価値観になります。
親の過度な干渉は逆効果を生む
反抗期真っ只中の子どもは、自分の大切な仲間を批判される事を非常に嫌がります。
たとえば、
「あなたがこの前遊んでいた△△ちゃんは髪を染めたりしてあまり関心しないわ。あんまりあーゆう子と一緒に遊んだりしないでね。」
など自分の親が大事な友達の事を悪く言おうものなら、親に強い憎しみさえ感じるようになってしまいます。
どうせ親は自分を理解してくれない・・・とますます何も話しをしなくなってしまいます。
多くの親は子どもの交友関係に対して満足していません。
友人たちから悪影響を受ける事を心配して
「あの子とは仲良くして欲しくない」
「なぜあの集団に入りたがるのかしら?」
と子どもを取り囲む人間関係が気になって仕方ありません。
しかし、反抗期を迎えた子どもが親から「あの集団とは付き合うな」と言われたところで素直に言う事を聞くことはありません。親子の関係を悪化させるだけです。
今までなら学校や友達との間で起こった事など逐一報告してくれていた子どもが中学生になると、途端に何も話さなくなったり、友達との付き合いが深くなるのは反抗期を向かえる中学生によくあることです。
親は子どもの仲間の事も受け入れて、少し距離をおいて見守っていくという態度が大切です。



